続篇公開直前にあわてて視聴。久しぶりに、見応えのあるSF大河を見た気がする。
資源豊かな砂漠の僻地を舞台に、皇帝に領地を召し上げられた旧領主の腹黒貴族が、新領主に命じられた正統派貴族に宣戦、っていう物語なのだけど、舞台は14世紀の英国ではなく、8000年後の「砂の惑星」。未来兵器＆不思議能力&不思議民族＆巨大生物などなど、いろんな要素が絡み、めっちゃスケールが大きい。
イングランド騎士道な要素も混じり、ストーリーもシチュエーションの大きさに負けずに分厚い。ダンカンなんてシェークスピアに出てきそうなキャラでめっちゃかっちょいい。
お腹の底に響くような重厚なサウンドが、作品にさらなる厚みを持たせていて、ほんまに、多重層な映画。
ただ、8000年後の未来の戦いなのに、大部隊が白兵戦でワーッと戦うのは、映画なので仕方がないのかしら。
