ノーランにしてもヴィルヌーブにしても、最近の大衆向けハリウッド映画の価値観は、「面白い=映像が凄い」なのだろうか、、、。本作の映像は確かに凄い。たぶん世界トップクラスなんだろうし、圧倒されるシーンはたくさんある。一昔前のハリウッドのスペクタクル映画の興奮を思い出すような映像だった。特に砂漠の巨大イモムシが遠くから襲ってくるシーンの迫力は家のテレビでみても凄いものだった。
が!だが!
話の中身がなさ過ぎやしないか!?150分を超えてくる映画でここまで内容が薄いのはどうなのかね?話が前に進まなすぎる→よって途中で飽きる→睡魔→zzzz...。もうちょっとテンポ良く、且つガッツリエンタメ要素があったほうが楽しめたと思う。せっかく映像すごいのに話にのれないと映像にも飽きてくる。砂嵐→砂漠イモムシ→戦闘→ポール迷走→ゼンデイヤのイメージビデオ→砂嵐→砂漠イモムシ→戦闘→…の繰り返しに思えてくる。で、挙げ句の果てに「戦闘の始まりはここからよ!!」で終わるんかい!!なんじゃそりゃ!まあ2楽しみにしとくわ!!頼むぞヴィルヌーブ!!