ゆみIぱんみつ

ドラゴンクエスト ユア・ストーリーのゆみIぱんみつのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

※ドラクエは未プレイ

ロールプレイングゲームをもとにした、敵を倒しながら進んでいくストーリー。
自分が主人公となり冒険していくことが単純に楽しい。

登場人物が皆魅力的で(声を入れている俳優との相乗効果もあるかも)、ポイントポイントで起こるエピソードも良い。

CGが素晴らしく、作品の世界観が存分に表現されている。

ミルドラースが井浦新、ゲマが吉田鋼太郎。ラスボスが吉田鋼太郎でなくて良いのか?と思ったが、ミルドラースの姿やキャラクターを観て納得。
主人公があの手この手で戦う相手はゲマなのでこれで良いのだ。

俳優部の声の演技は申し分ない。
収録は2年前、プレスコだったそう。
波瑠の2役はお見事。エンドロールで2役やっていたことを知ったのでまた観たい。

DQファンは、ストーリーに思うところあるだろう。
壮大な世界でずっと戦ってきたのに、小ぢんまりと終わってしまった感も否めないが、自分は、そう来たかと感心した。

元ネタと同じように映画を制作し、あぁ、ゲームと同じだと答え合わせすることが楽しいのは確か。
しかし、制作者たちはクリエイターであり、原作をなぞって作ることを楽しいと思わない人種ではないか。
原作と同じものを求めること自体がナンセンスのように思う。

上映終了後、観客のテンションが上がってる感じがビシビシ伝わってきたので、賛否両論あるが成功ではないだろうか。