本日横浜のフランス映画祭で見てきました。
土曜日・・ディリリとパリの時間旅行、愛しのベイビー
本日・・シノニムズ、マイ・レボリューション
チケットの予約状況からみて、全作品中恐らく2番目位に大入りで、初めてフランス映画を見る人もいそうだからこそ、ある程度「万人受けする」作品であってほしかった。
昨日見た作品がいずれも観て良かったと思える出来だったので、本日見た作品もそうあってほしかった。
結果的には面白く興味深い作品だったが、普段フランス映画を見ない人が言う「フランス映画はよく分からない」を体現してしまっていた。ほとんどの作品はそんなこと無いのに。
素人が手ブレをさせながら撮ったホームビデオのようなカメラワークは自分は面白いと思ったのでいいとして、主人公の若いイスラエル人男性の全課（ぼかし・モザイク無し）は厳しかった。性器がモロに大露出！しかもそんなシーンが長々と何度も。ヌードモデルで自慰行為まで披露して。
フランス映画初心者や食わず嫌いが離れてしまう。
主人公はハンサムだったけど、多くの日本人はヌードシーンがあっても喜ばない。当然女性のヌードも（女性のヌードはほぼ無かったが）。モザイクを入れたくなるようなヌードシーンが無ければ、もっと点数が良かっただろうに。
あと、真冬の冷たい土砂降り雨が降る曇ったパリが見ているだけで寒々しかった。フランスに行くなら春～初夏の青空が出る頃がいいな。
最後に監督も主人公に負けず劣らずハンサムだった。
