Tさんの映画レビュー・感想・評価

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月の満ち欠け(2022年製作の映画)

3.0

長距離フェリーで上映されていたので何となく見てみました。
田中圭が出てくるあたりからようやく面白くなったが、それまでは
ストーリーさえ伝われば時代考証はどうでもいい?感じの映像に途中で見るのをやめよう
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裸足の季節(2015年製作の映画)

3.5

他の人も書いていたけど、5人の美人姉妹というところと、「ふしだら」だといって、家族から家に閉じ込められるところが「ヴァージン・スーサイズ」に似ていると思った。トルコはイスラム系の国の中では近代的で今で>>続きを読む

花咲くころ(2013年製作の映画)

3.5

ジョージアには住みたくない(少なくとも当時のグルジアには)。皆イライラして治安が悪いのは、食糧不足と貧困だから。パンの配給光景は世界大戦時を連想したわ。現在のジョージアはどうなんだろう。物資も不足して>>続きを読む

ハウンター(2013年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

話の序盤は家族と暮らさないといけない10代はかったるいなと思った。親から洗濯をやれだ、昼食だ、パンケーキが焼けたから配膳を手伝えだの、アイスクリームだ、夕食だのとやたら呼ばれて、自室でゆっくり出来ない>>続きを読む

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.8

1時間45分集中して見た映画は久しぶり。
そんなのアリ?と思うような展開。
最低限の事前知識で見た方が楽しめるのでネタバレもしない。
それにしても虫の侵入を防ぐため、夏は家の窓を閉め切ってクーラーをつ
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もうひとりの息子(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最近、イスラエルの豊かさと開放感、治安の良さにひかれてイスラエルが出てくる映画を見たかったので鑑賞。

ヨセフを一番追い詰めたのは、パレスチナ人の両親から生まれた事実ではない。今まで本当の息子として育
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

映画を見る前に他の人のレビューを見ていたが、レビューと実際が全然違った。
レビューだけ見ると、妻があからさまにツンツンして、ひたすら夫がキツくあたられる映画なのかと思っていた。映画のラストでは夫と同じ
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.6

股間を出してる奴ばっかだったけど恥ずかしくないのかな?実際、撮影スタッフや視聴者の晒し者になったわけだが。あ~恥ずかしい。
年齢でどうこう言うつもりはないが、唯一まともだったのは20代前半の若い大学生
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バルーン 奇蹟の脱出飛行(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

脚色してなければ、ホントスレスレのところで逃げ切ったんだな。出発・実行が数時間、いや一時間でも遅かったら確実に捕まっていた。
主人公と長男は技術はあるんだろうけど、もっとうまく振る舞えなかったのかな。
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ベルリン・シンドローム(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「女は誠実でなく、信用出来ない」とアンディは考えている。そんな女性への嫌悪が、同僚の女性に対する態度に感じた。
父親を始めとする男性に対するものと比べて、女性に対する対応が理不尽だ。

アンディは理想
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ヒトラーに盗られたうさぎ(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ハインピーやユリウスおじさんはよく無事だったと思う。日本人感覚だと、「ユダヤ人をかばっている」「親戚が彼らの行方を知らないはずは無い」と考えて連行&逮捕&暴行まがいの自白強要されかねないと思った。
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チェンジリング(2008年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

この時代の中流家庭なら息子の写真位あるだろう。息子だといって連れてこられた子供の写真と一緒に世間の人・マスコミに見比べてもらえば「酷い環境で5か月間過ごしたとしてもここまで別人にはならないだろう」と支>>続きを読む

バルカン超特急(1938年製作の映画)

4.0

1938年制作当時の「現代」が舞台だから、当時の流行・世相が感じられて良かった。主人公のアイリスとその友達のノリが現代でも十分通じる(独身時代とのお別れにカンパーイ!みたいな)。しかし彼女たちが現代的>>続きを読む

ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

1988年という時代だから成立した事件だと思う。今ではあらゆる場所に防犯カメラがあるからすぐに犯人が突き止められそうだが、当時はきっと特別な場所にしか無かったのだろう。
真昼間のマンション駐車場でいい
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バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

結末を知らないで見た人が多いんだ。私のようにYOUTUBEでアップされたこの映画の動画(10数分程度)を見た上で、「犯人はこの人だろう」と目星を付けてから見るのとでは大分受ける印象が違うのだろうか?>>続きを読む

ルーム(2015年製作の映画)

-

他の人のレビューを見て思ったが、最近の若い人はフリッツル事件を知らないのか?知らない人がこんなに多いことに驚いた。異常な事件でかなり騒がれたし、そこまで昔の事件でもないのに。

ジュリアン(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

横浜で仕事が終わった後、新宿の映画館まで観に行ったのが2019年1月下旬。2年ぶりか・・

子供は辛いね。よく大人は子供時代に戻りたいと言うけど、子供は色々権限が無く不自由だ。最低な親の元に生まれても
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ドリームハウス(2011年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

アマゾンプライムで鑑賞。途中から何が何だか分からなくなり、最後に事の真相がつかめた。まだ理解があやふやなのでもう1度鑑賞してみよう。

最初は幽霊屋敷のような展開かと思ったら、犯人は主人公?どういう事
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希望の灯り(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

郊外スーパーを舞台とした仕事映画。この映画が好きな人は、フランス映画の「アスファルト」や「シルビアのいる街で」も好きそう。
共通しているのは人の「孤独」「現実感」。
大学生の時、スポット派遣で倉庫の仕
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ザ・リトル・ストレンジャー(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

割りと分かりやすかった。
ファラデー医師が犯人なら、どうやってやったのか?と疑問に思う人がいるようだが、生身の人間では無理でしょう。犯人は少年時代のファラデーの生霊。

・屋敷が繁栄していた頃、貴族の
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2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

気になった場所を調べたら・・

クロエが勤務する美術館・・パレ・ド・トーキョー(※鑑賞客をアジア系ばかりにしたのは美術館の名前にちなんで?単に美のバランス的に?)

クロエとポールが暮らすアパート・・
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エヴァ(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ロケ地はフランス東部・アヌシー。
エヴァとベルトランが偶然再会した、カジノのある高級ホテルは、アヌシー湖に突き出た大きな公園内にある、「インペリアル パレス Impérial Palace」オープンは
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スリーピー・ホロウ(1999年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

2005年位にamazonにレビュー投稿したと思うのだが見つからない。15年ぶりに見たら、「ラスト・オブ・モヒカンのイケメン将校さんが出てる」とか「アマデウスで皇帝をやっていた人は痩せたらすごくカッコ>>続きを読む

ラスト・オブ・モヒカン(1992年製作の映画)

3.4

何か色々カットされてないか?Wikipedia英語版のキャスト欄を見ると、フランス側はルイ=ジョゼフ・ド・モンカルム侯爵(将軍)役以外にも俳優の名前が出ていたが、本篇ではそれらしい人を見かけなかった。>>続きを読む

ある公爵夫人の生涯(2008年製作の映画)

4.0

主人公の夫の公爵に「胸糞」というレビューが多いが、いったいどこが胸糞何だろう。どこがそんなに腹立たしいのか。
むしろ主人公女性は公爵に嫁いでかなりラッキーだったと思うが。

ベスの旦那や世間一般の夫の
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仕立て屋の恋(1989年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アマゾンプライムで鑑賞。2度目の視聴になると色々味わい深いものを感じる。最後のシーンは何回も巻き戻して見た。
(イールは背中に入れ墨を入れてもらっていたのか?、ネズミを開放する時、どうして線路という危
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聖少女アンナ(2010年製作の映画)

4.0

最近ツタヤディスカスで借りた。本国での公開は2010年だから、撮影したのは遅くとも2009年のバカンスシーズン。ファッションは現在と変わらないようでいて、もう10年前の作品・・そんなことを考えながら鑑>>続きを読む

エル ELLE(2016年製作の映画)

5.0

1回目は昨年の夏か秋頃に見て、レンタル期間を間違えて、もう1回観ようとしたら期限切れになっていた。
堪らなくなり、12月初め頃リベンジ。
フランスの現代企業(エロ?ゲーム会社)やそこで働く社員の様子、
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仮面の男(1998年製作の映画)

3.4

最近の学校のヨーロッパ史では、時代分類の中に「近世」は消えてしまったのか?三銃士のこの時代(1600年代)を十字軍や100年戦争と同じ「中世」と言っている人ばかりだが、学校で教わっているのか?

18
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パリに見出されたピアニスト(2018年製作の映画)

4.2

10月もそろそろ終わる平日、横浜で仕事が終わった後、電車に揺られて「ヒューマントラストシネマ有楽町」まで観に行った。あれから2カ月近く経つのか、早いな。思えばまだコートもいらない暖かい日だった。
非常
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ブラインド・デート(2014年製作の映画)

4.0


話の内容は誰が見ても分かりやすい仕上がりで気楽に見られる。ネットフリックスでしか見られないのが惜しい。DVDやネットレンタル出来るようにしてほしい。

舞台はパリだと思っていたが、他の人のレビューを
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.8

18世紀(1700年代)を中世と言っている連中がいて異様に思っていたが、20世紀(1920年代)も中世と呼ぶ人がいるとは。
学校で「中世」と教わったのか?何で中世と思うのか聞いてみたい。これらを「中世
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英雄は嘘がお好き(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

観た価値あった。最後はスカッと楽しくて、観て良かった。
19世紀初頭の豪華な貴族の調度品や衣装が楽しめた。
17~18世紀の貴族の衣装(三銃士やマリーアントワネット、モーツァルトの時代)が一番好きだけ
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神様メール(2015年製作の映画)

-

制作国の記載順は、「ベルギー、フランス、ルクセンブルク」だろう。
ベルギー人監督の作品で、主人公の少女もベルギー人俳優、舞台もベルギーのブリュッセルなのに、何でほとんどの人が「フランス映画」と書いてる
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軽い男じゃないのよ(2018年製作の映画)

3.8

大分前にネットフリックスで見た。
男女逆転させると、女性の窮屈な状況がよくわかる。
しかし2019年になっても、特に海外映画の翻訳された女性(一昔前は日本のドラマやアニメ・漫画も)が未だに現実に使われ
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おとなの恋の測り方(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

何本かDVDを借りたが、ダンスシーン(ディスコシーン)が癖になり何度も巻き戻し、返却ギリギリまで鑑賞したのはこの作品だけ。
見ながらノリノリになれた。

日本でもタワーマンションに住むような人達だった
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