ずっと気になっていてやっと観られました。
１対１のトラウマとの戦いを想像していましたが
予想とは違い、複数の被害者が忌まわしい過去を
どのように捉え、トラウマと向き合って生きて
いるかを変化する中で見るような作品でした。
どこがこの問題の終着点なのか、いろんな考え方が
あるということや両親の立場や家族の立場、
友人の立場等それぞれの思いを感じ取ることが
できて考えさせられました。
大きな権力に立ち向かう勇気は共感することの力が
必要不可欠ということも感じました。
それよりも根本として宗教とは何なのか、
欲の化け物を作り出す閉鎖された世界になることを
神は望んだのだろうか、必要とする人がいることも
十分分かっていますが、誰かを不幸せにするもの
ならなくなった方がいいのでは？と思えて
しまいました。
プレナ神父のあっさり認めて悪びれない態度が
間違ったことと感じていないことの表れで
きっと誰かに教え込まれたのだろうな､と。
だからと言って被害者ではないのですが…
