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ワン・セカンド 永遠の24フレームのbluemercenaryのレビュー・感想・評価

4.0
映画フィルムの収められた缶を窺っていた男の前で、フィルム缶を盗んでいった少女がいた。
男はその少女を追い、2人は砂漠から流れて映画館のある村に辿り着いた。
男は別れてしまった娘が映ったニュース映画が見たいだけ。
少女は或る事情でフィルムそのものが欲しかっただけ。



それぞれの事情 ―― 共通するのは一途な家族愛。

不思議な映像美があった。
愛おしいノスタルジックが存在してた。
邂逅のエンディングは素晴らしかった。
チャン・イーモウの最新作は賛否凄いらしいけれど、良い意味での中華的緩さが本当に心地良い物語だったと思う。
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