HIRO

赤い闇 スターリンの冷たい大地でのHIROのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

毎日ニュースで見るロシア🇷🇺とウクライナ🇺🇦の激しい戦闘の跡、破壊された町や怪我した人、避難民😢ゼレンスキー大統領の演説を聞き、調べて2国の過去から続いていた関係を改めて思い知る。

この映画の脚本家の祖父はホロドモールの生き残り、監督はポーランド出身のアグニェシュカ・ホランドで、実話を基にしたドラマ。

侵攻直前の作品、制作国はポーランド、ウクライナ、イギリスの3カ国。

1933年の世界恐慌中、なぜソビエト連邦だけが潤っているのか?スターリン体制下のソ連で命がけの潜入取材を敢行した実在のイギリス人ジャーナリストガレス・ジョーンズの姿を描く。

第二次世界大戦勃発の5年前 1932-1933年にウクライナ🇺🇦などで起きたホロドモールの実態とは…

※ ホロドモール→ ウクライナ語で飢え・飢饉を意味するホロド (holodo)と殺害、絶滅、抹殺、疫病を意味するモル (mor) との合成語。スターリンの無能政策と大規模な飢饉の発生で330万人から数百万人の餓死者を出した「飢餓ジェノサイド」

映画の前半では当局に懐柔された、政府高官や各国の記者(NYタイムズの記者も)の狂乱の宴が描かれててマジ?愕然🫨

先日視聴した「記者たち…」と同じく、当時のニューヨーク・タイムズも「飢饉は事実ではない」とソ連とスターリンを擁護😱

ガレス・ジョーンズ→ジェームズ・ノートン(牧師探偵シドニー)
NYタイムズ記者エイダ→ヴァネッサ・カービー(世界一キライなあなた)
NYタイムズモスクワ支局長ウォルター→ピーター・サースガード(フライトプラン)







↓ネタバレ




追記20230730

今も昔もロシア🇷🇺(ソビエト)のやり方は変わらない。
今週、ロシアは穀物の収穫が豊富とのニュースを読み、ウクライナ🇺🇦から盗んでるのでは?と疑いたくなった🤨


コレ以降、ジョーンズは極東に注目。
1935年、満州国を建国した、日本を訪れ日本の要人にインタビューを行い、中国に向かい🇨🇳内モンゴルで誘拐殺害されたそうです。
ソビエト連邦の秘密警察NKVD(KGBの前身)が関わっていたという疑い🐜

やっぱり😢良く、ソビエトを無事で脱出出来たなぁーと不思議だったんだよなぁー

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