赤い闇 スターリンの冷たい大地での作品情報・感想・評価・動画配信

「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」に投稿された感想・評価

見るタイミングを逸してしまいプライムにて視聴。

タイミングを逸したとき、まさかロシア・ウクライナ戦争が起きるとは想像していなかったが、改めてソヴィエトのやり方とウクライナの苦難に触れる機会となった。

また、ジャーナリズムの光と闇をうまく描いている。よく東西問わずメディアが気持ち悪く自画自賛的に正義を貫いたジャーナリズムを描いた映画を賛美するが(ちなみに、決してそうした映画は嫌いではない)、そうした作品は大抵権力者が悪で、メディアは正義という構図であるものが多い。実のところ大衆社会では、メディア自身が権力側であることを案外自覚できていない。だが、この映画はそうしたメディアの側面をうまいこと描いていると感じた。

もうひとつ注目していたのが、ロイド・ジョージだ。彼はその重要性に比べてあまり娯楽映画には出ていないところがあり、戦間期というシチュからも期待したのだが、正直あまりグッとくる描写はなかった。

むしろ、ジョージ・オーウェルのコメントには興味を惹かれた。彼は真実に触れたソヴィエト外の左派知識人の戸惑い、揺らぎを代表するような役割が与えられている。製作側がどこまで計算していたかはわからないが、リアリティさがあった。

このレビューはネタバレを含みます

ウクライナの飢饉のことは知っていたが、それを世間に知らしめようとしたこういう英国人ジャーナリストがいたことは知らなかった
今でも世界中のどこかで事実を隠蔽するために同様のことが起こっているのかもしれない、と思うと怖くなる
Uttie

Uttieの感想・評価

3.9
ウクライナのホロドモールを世界が知る為には、どれほどの勇気が必要だったのかが良く解る。真実を伝えるには孤独や侮辱や阻害を覚悟しなければいけない。だけれども真実は時間をかけて勝利していく。その勝利が、たとえ自分の死後だったとしてもだ。
社会派を全面に押し出している映画かと思いきや、意外と固くないエモい映像でエンタメとしても成立している。
最初に動物農場みたいな小説を書いている男が描写され?と思ってたらジョージ・オーウェルだっだという……。
tomotta

tomottaの感想・評価

4.5
読書家の父と鑑賞。
見ている時からずっと「ロシアは昔からそうだ」と言っていた。

ウクライナのこともあり、理解するため
たまたま父と見ようと思って録画してあったものをこのタイミングで見たがロシアは昔からそういう国なんだって理解した。

国土も広く大国なだけあって北朝鮮よりよっぽど危険で恐ろしい
シャケ

シャケの感想・評価

3.6
終始最悪である。
この映画自体が新聞記事のようだった。
こういうジャーナリズムってあらゆるところに管理が行き届くほど、世の中が便利になればなるほど実行がどんどん難しくなっていきそうだ。
邦題があまりいけてないな、と思って確認した原題は良かった。
サーフ

サーフの感想・評価

3.8
1人のイギリス人ジャーナリストがソ連で実際に行われた計画的飢饉「ホロドモール」を暴いていく実話に基づいた映画。

主人公がウクライナを訪れ、ホロドモールが行われている光景を目にするが、本当に想像を絶するというか…。
道には死体が転がっていて誰もそれに見向きもしない程「死」が日常の中に溶け込んでしまっている環境。食べる物が無く、追い詰められる人たち。極限の状態で彼らがとっている行動は筆舌に尽くし難い。

感覚としてはまるでドキュメンタリー作品を見ているかのよう。映画的な演出は無く、ただただ事実のみを映し出す。そしてその映像を真正面から受け止めなければならないと思わせる映画。
ホロモドールについて知っておこうと視聴。歴史認識として余りにも知らな過ぎることを痛感。
一方から見るのは良くないけれど、イギリスのジャーナリズムを称賛する。
コート<パン

「兄さんよ。」え…

ウクライナは、どれだけロシアに酷い目に遭わされているの。因縁だわ

こういうの観るとジャーナリズムとか意義があるんだなと思える。
avi

aviの感想・評価

4.0
教科書でソフホーズ、コルホーズって習ったけど言葉だけ覚えただけでこんな事だったとは衝撃。ホロドモール怖すぎる。
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