ねこ

ペトルーニャに祝福をのねこのレビュー・感想・評価

ペトルーニャに祝福を(2019年製作の映画)
3.8
黙して考え感じるペトルーニャと、語彙の乏しさ極まれりとでも言うような男たちの対比が非常に不愉快であり、かつ痛快でもある
大きく捉えれば、自分を幸せにできるのは自分しかいないということだと思う
甚だしい女性差別の中、ペトルーニャがレポーターとの共闘を選ばなかったのは、彼女の思考がもっと深いところにあったからではないだろうか
彼女が最後に見せた満足げな顔に(探し物を見つけたんだね)と、思わずニヤリとなった

賢さより腕力!という世界では男性だって生きづらいのだと描かれているのも良い
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