ペトルーニャに祝福をの作品情報・感想・評価・動画配信

「ペトルーニャに祝福を」に投稿された感想・評価

まるで、日本が舞台のようです。
世界中に似たような事はあるんだなぁっと実感です。
ラストの爽快かつ色んな意味を持つ結論に拍手です。
igoo

igooの感想・評価

3.0
『ペトルーニャに祝福を』('19馬)観た。北マケドニアが舞台。三十路を過ぎても反抗期みたいな女が女人禁制の伝統儀式に遭遇してしまい祝福の十字架を手に入れ返さないことから大騒動になる話し。性差別とかそんな大そうな気持ちじゃなくてうっぷんばらしみたいな、なんか色々気に入らないっていう風。
ムトゥ

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3.6
欧州っぽい映画。東欧だしね。文化的には全く知識がないので、色々と面白い。映画自体は社会風刺。日本も似たようなもんじゃないかな。
犬

犬の感想・評価

3.3
マネキン

北マケドニアの小さな町シュティプに暮らす32歳のペトルーニャは、美人でもなく太めの体型で仕事はアルバイトしかない
ある日、主義を曲げてのぞんだ面接でも、セクハラを受けたうえに不採用になってしまう
その帰り道、ペトルーニャは地元の伝統儀式に遭遇する
それは、司祭が川に投げ入れた十字架を男たちが追いかけ、手に入れた者には幸せが訪れるというものだった
ペトルーニャは思わず川に飛び込み十字架を手にするが、女人禁制の儀式に参加したことで男たちから猛反発を受けてしまい……

北マケドニアの小さな町を舞台に、女人禁制の伝統儀式に参加してしまった女性が巻き込まれる騒動をオフビートな笑いにのせて描いたドラマ

助け

冒頭からスゴい

取材

なぜ女性はダメなのか
議論を呼びます

状況
どんどんスゴいことに

十字架はどうなるか

大変
いろんな人がいる

なんとも言えない
ひどい話です
えむ

えむの感想・評価

3.4
北マケドニアの小さな町に住むペトルーニャは大学を出ているけれど、容姿にも親の理解にも、仕事にも恵まれない。

そんな彼女が街の女人禁制の祭で『これを取れた人は1年幸せに暮らせる』という十字架を男性を差し置いて取ってしまうところから始まる、『街の伝統を叫ぶ群衆』とペトルーニャとの攻防の物語。

といってもペトルーニャはすぐに警察に連れていかれてしまうし、早く十字架を返せとペトルーニャを責めて罵倒する暴徒と貸した住民たちと司祭、その圧を受けてペトルーニャを責める警察、逆に女性が何故とってはいけないと問題提起して助けようとするリポーター、その構図が延々続くのみ。
観ている観客がちょっとばかり考えるきっかけを与えるって程度のストーリー運びではあります。
絵面もいたって地味。

まあねぇ、個人的には、十字架を女性がとったところで『女人禁制』は人間側の都合だし、神様そんなに心狭いとも思えんのだけど。
(そこまで差別したらもう神様って存在として何なんだろって)


結局最後は解放されたペトルーニャ、あっさり十字架を返すのだけれど、別に男性社会、女性蔑視とそこまで戦うつもりなんてなかっただろうし、ちょっと『女だって幸せになってもいいじゃん』て思ったくらいのことだったかもね。

そうだなぁ、この映画を観ることに意義を見出すとしたら…

最初はちょっとしたことでも、執拗に責められると、あるいは執拗に言いがかりつけられると、かえって反発して要らん戦いが起こっちゃうのが人の心の面倒くささなのよ。

…ってことを教えてくれる映画かも。
rutles

rutlesの感想・評価

3.7
これ現代の話なの?と思うくらいの女性軽視の国に驚く。
エンディングは清々しく救われた。
彼女だけが手放せたもの。
世界はいつだって問題だらけで手に負えないのに、いつまで握りしめておけるかな?残り時間さえわからないのに。
ペトルーニャが一抜けた「正義の檻」の中で、ひとつになるはずがない正義を戦わせる彼らに幸あれ。

しかしウェイトレスをバカにするのも大概にしてほしいもんだよね。
マケドニアについての知識はほぼ皆無なのでこんなにも女性蔑視なのかと呆れた。

32歳独身高学歴無職恋人無しのぽっちゃり女性ペトルーニャが、仕事の面接でセクハラ的侮辱行為を受けた後、たまたま遭遇した女人禁制の宗教行事で一波乱起こす…

信者の男ども、女は汚れてるって面と向かって叫んだり最低。

母親も周りを気にしてばかり。父親は救いだった。

少し明るいラストだけど、まだまだ生きづらいだろうと暗い気持ちになった。
ポスターの雰囲気とか、あらすじに女人禁制の伝統儀式に参加した女性が〜って書いてあって、トンデモオカルト映画かと思ったら違う感じだった

ペトルーニャのラストのセリフ言えるような強さを持ちたい
りょう

りょうの感想・評価

3.4
 舞台が北マケドニアといわれても、非常に恥ずかしながら旧ユーゴスラビアの国という知識しかありませんでした。宗教上の規律が支配的なのかもしれませんが、この作品に描かれているようなジェンダー意識の国民性というのは、どんな文化水準なのだろうと思ってしまいます。女性リポーターがペトルーニャを支援しようと必死になっていることや、そもそもこの作品が本国で製作されたこと自体がせめてもの救いですが、登場人物である男性たちの野蛮な言動は、もはや女性差別という概念すらも超越した別次元の価値観です。
 北マケドニアの刑法まではわかりませんが、ペトルーニャの行為が何らかの犯罪になるはずもないまま警察署に連行・尋問され、当たりまえのように調書が作成されます(まさかのタイプライター)。「これは逮捕なの?」というペトルーニャの問いに警察官は無視するばかりで、彼女を勾留する法的根拠が存在しないことも認識しているはずです。
 例えば、誰かがルールに違反して発生した問題は、あらかじめ定められたルールにより解決されるべきですが、それすらできないまま膠着状態となれば、そもそものルールに問題があるということが少なくありません。警察が男性たちの暴動まがいの騒動を収束できず、司祭もおろおろするばかりという実態は、もともと合理性のなかった宗教上の規律が現代社会に適合しなくなっていることを証明しています。

 映画的な感想としては、妙にアクティブで人物に最接近したようなカメラアングルは、全般的に落ちつきがなく、とても心地悪い映像にしています。おそらくペトルーニャの境遇を反映した意図的な演出でしょう。
 また、原題を英訳したタイトルを翻訳すると「神は存在する、彼女の名前はペトルーニャ」になります。神が女性であると仮定しつつ、不条理で旧態依然の宗教観を批判することを意図したもののはずですが、邦題によりそのメッセージが曖昧になっています。物語のテーマにはとても共感できましたが、相変わらずの邦題問題が作品の印象につながってしまって残念でした。
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