20世紀前半、史上初の女性長篇映画監督であり。自らのスタジオまで所有した(フローレンス)ロイス・ウェバー。彼女とP・スモーリーがユニバーサルで撮った堕胎の是非を問う、社会派ドラマ。
邦題「暗中鬼=アンチュウキ?」は何と読むのか、お判りになる方、お教えください。
「避妊」という概念を提唱し物議をかもした女性マーガレット・サンガーをモデルに、堕胎支持派の女性に振りかかる災厄が描かれます。
主役のタイロン・パワーは〔あのタイロン・パワー〕の父。
女優としても活躍したロイス・ウェバーの代表作は、以下の通りで、脚本家やプロデューサーとしても活躍しました。
1911~16年、フィリップス・スモーリーと多数の映画を共同監督、
アメリカ映画で初めてマルチ画面を採用した『サスペンス』
1915年、全裸場面で話題となった『偽善者』、
1916年、貧乏家庭のOLの日常を描く『靴』、
80年代にリメイクされた『ゆりかごを揺らす手』…
テーマ性が強すぎる作風が世間受けせず、1939年静かに逝去、ウォークオブフェイムに記載されるは1960年。