「人生の中で最も辛いのは、忘れ去られること」
監督のプレミアトークショー付上映にて。
予告編すら見ずに鑑賞。
衝撃。二転三転する脚本術。ハラハラしながら迎える意外な展開の連続に終始見入ってしまった。
高良健吾感ゼロの主人公にも注目してしまい、気づけばラストへ。
こう終わってほしくない…を見事にかわし、絶妙な運びをする監督、お見事。
とても面白かった。
サスペンス映画の良作。
彼女だけが、名前を呼んでくれた。
たった一度、コーヒーを飲んだだけ。
誰よりも彼女のことを知っている。
幸せとは何かを教えてくれた。
よくできているなぁ。
黒沢清監督も来ていて、おっしゃってたことなんだけど、この監督、映画秘宝に喜ばれる類の作品がメインになっていたけれど、今実力を発揮できたというか、成長したというか、こんな見せ方のできる方なのだなーと思いました。
