一年以上の公開延期、そして配信。
GW公開じゃなくて夏に公開になったのはよかったのかもしれない。
夏には観に行けなくて、配信で。
やっと観れた喜びもひとしお。
話というより、映像の鮮やかさ、
キャラの表情や動きの豊かさが、可愛くて見ていて楽しかった。
2時間ない映画なのに、キャラクターがかなり沢山出ていて、しかもそれぞれちゃんと個性があり、なんとなく全員に愛着がわくのはそこにあるのかもしれない。
主人公たちの一夏を切り取っていて、
二人のコンプレックスを映画で深く掘ることはそこまでないのだけれど、どちらもよくあるコンプレックスで置き換えやすく、想像しやすい。
自分の俳句が散らばったまちの中で、 チェリーが精一杯スマイルに想いを伝えるの、痛々しくもファンタジーであり青春で、声優さんじゃないからこそなのか、辿々しさが鮮烈に聴こえて刺さった。
またもう一度夏に観たい。