一姫二太郎

映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコの一姫二太郎のネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

正直全くキャラクター自体に興味はなかったんだけど、公開当時やたら評判良くて、でもアラサー男が1人で観に行くには世間のハードルが高く観に行かなかった中、待望のアマプラで配信となり、視聴。
もちろん、作品に対する期待のハードルもしっかり高くなってて、前半は「あー、高くしすぎましたねー、これは」となってたけど
、ラスト15分は、色んな液体を分泌しました。
すみっこ暮らしがそもそも絵本の世界に行ける設定なのかは知らないけど、白紙のページの落書きって設定は素直に恐れ入りました。
子供向けだからできるストーリーであり、子供向けでないとできないストーリー。非常に上手く噛み合ってたと思います。
基本、キャラはセリフを発しないので、必然的に、表情や仕草の表現になるのも、感動をゴリ押しでない形で素敵。
惜しむらくは、映画のオリキャラのひよこちゃんに幸せになってほしいんだだけど、既存のキャラクターにあんまり思い入れがなく、すみっこくらしそのものに興味を惹かれるまでは行かないのは、ビジネス的にはマイナスだと思う(なんの心配)
ひよこの出自を語るシーンを何度もリピートしちゃうくらいには、好きでした。おすすめしちゃうと、ハードルあがるから、おすすめはしない。
一姫二太郎

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