一姫二太郎

透明人間の一姫二太郎のネタバレレビュー・内容・結末

透明人間(2019年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

す こ し ま え に み た 。
シンプルイスザベストなタイトルに、なぜか私の大好きなミステリー作家の西澤保彦みを感じ(理由は不明。作風は水と油で揚げたドーナツくらい違う)、コロナ渦に関わらず劇場に赴いたのを覚えています。

いわゆる、西澤保彦先生のチョーモンイン的な(しつこい)、サイキックよろしく、エスのパー的な設定を想像していたのですが、なんとこれが、まさかのアイアンマン!
「高機能スーツが出てくるなんてー、聞いてないぜー」と一時落胆するも、
「ーーああ、そういえば、原題、The Invisible Manだったわ。そりゃあ、Iron Manでしょうよ」と謎の納得をする。

「オカルトでもハイテクでなくて、一番怖いのは人間そのものよ!」というのが、オチで後味悪くて、割と好みでした。
ラストで、正義と悪(?)が反転するドンデンとして、よくできてると思いました。

ただ、死体偽装の件とか、ツッコミどころはあるので、あんまり深く考えず、くらーい部屋で、ただただ雰囲気に浸ってみるのがオススメかと思います。
一姫二太郎

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