kazuo

チャイルド・プレイのkazuoのレビュー・感想・評価

チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)
3.7
「ボクたち、死ぬまで親友だよね🎵」

80年代に大ヒットしたホラーのリブート。オリジナルは人形(チャッキーね🎵)に凶悪犯の魂が乗り移ってそのチャッキーがやんちゃをするんだけど、今作は現代的にアップデートされていて、オカルト要素排除のAIの暴走によってブレーキの壊れたダンプカー状態のチャッキーが大活躍⁉️の物語にモデルチェンジ😄容姿も結構変わっている(ぶちゃいくの評)のでオリジナルファンの一部からは「こんなんチャッキーじゃないやい💢」とブーイング👎で、作品評価も悪いのだけど個人的には大変面白かったです😆
で、何が面白いってあるメタファー(隠された喩えね🎵)が読み取れるとこ❗️それはAI化の未来への警鐘とかのありきたりなものではない。では何か?今作のチャッキーは主人公の少年を愛している。でもある時からそれが一方的になり独占欲的な要素から少年や周辺の人々に危害を加えるようになる。これはストーカーやDV等人間でも見られる事で、ある欠落がそれを生む。では欠落とは何か?「共感力」である。これがあることにより他者の痛みを理解し行為を一方的に及ばせない。しかし「共感力」だけでは対象の差異などで機能しないこともあり、それをより機能させるためには「想像力」「知性」が必要になる。その他にも色々あるのだけれど、こうした考えに至らしてくれるだけでも良作と言えよう。

でもこの映画を自分にとって楽しませてくれた1番の要因は「ぶちゃいく」の評に対する「共感」かも😢
kazuo

kazuo