ハリボ

チャイルド・プレイのハリボのレビュー・感想・評価

チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)
1.7
【2020年157本目】

チャッキーに似た別物。

オリジナルと製作者が変わって作られたリブート作品。
なのでオリジナルのチャッキーがおそらく使えなかったのだろうが、何故、、、
何故こうも可愛く作れないものか、、、。

チャッキーとAIを組み合わせるアイデアは面白いと思うのだが、後半になるに連れてチャッキーである意味がほぼなくなり、ただのAIパニックものになってしまった感が強い。

そもそもこのキャラクターはチャッキーではない。
アンディという親友を失いたくないから、周りを惨殺するメンヘラ。
他人に依存するという点において、殺人を犯すという受け身姿勢。

オリジナルチャッキーの魅力は能動的かつ快楽的に殺人を行いつつも、その都度アンディら子供の敵である嫌な大人を結果的にやっつけているという、俺たちにできないことを平然とやってのける、そこに痺れる憧れるうぅ!にある。

チャイルドプレイという名だけ冠して、客寄せしようとしてるのが見えて透けてしまう。
AIを使った新たなメンヘラ人形にすれば、ホラー界のニューヒロインになったかもしれないのに。
後々チャッキーと対決させることもできたろうに。勿体ない。

狂気病棟の続きが気になる、、、。
オリジナルの方はドラマ版をやるということで。
もし、この作品の件で揉めて次作が作れなくなったとかだったら結構許せないな、、、。悲しみ、、、。
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