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ロボコップ ディレクターズ・カット版のriverのレビュー・感想・評価

4.0
ディレクターズカット・4K版をシネマスコーレにて観賞。ピーター・ウェラーのメッセージ付き。ベイジル・ポールドュリスの曲が流れると、次々と記憶が蘇ってきた。久しぶりの再会。

今回、改めて気がついたのはマスクをかぶっているときのロボコップは、女性的なメイクが施されていたこと。唇も必要以上に赤く見えた。(ピーター・ウェラーが女性的な顔立ちだっただけかもしれないけど)それがロボコップを中性的に見せ、マスクを外すとメイクも取れ、より人間的な男性のロボットとなる。昔は素顔のロボコップは苦手だったけど、今観るとマスクの有無に関わらずマーフィーに寄りそえた。

ディレクターズカットならではのスプラッタ表現もポール・バーホーベンらしいユーモアが際立ち、世界観にとてもマッチしていた。クラレンス(カートウッド・スミス)の演技も素晴らしいし、ディレクターズカット版の方が圧倒的に良いと思う。
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