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シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッションのj3livingのレビュー・感想・評価

3.8
いやあなんだ、面白いじゃんか!早く見ときゃ良かった!字幕版と吹替版続けて見ちゃったよ。
吹替版には神谷明氏と伊倉一恵さんは出てくるけどこの映画では脇の役。主役は山寺宏一さんと沢城みゆきさんです。
しかし玄田哲章さんと田中秀行さんはアニメと一緒かな?凄い!

昔ジャッキー・チェンがシティハンターをやっていますが何か違う、と聞いたことがあります(見てない)。
こちらのフランス版はちゃんとあのシティハンター感があります。原作愛を感じますね。
監督、脚本、主演がフィリップ・ラショーという人、だから相当惚れ込んでるのではなかろうか。

下ネタもあるけど程度はアニメよりちょっとキツいくらいで見やすい。実際モッコリはしないし。
しっかりしたストーリー展開とアクション。ガンアクションで効果的に挟まれるスローモーションは見どころです。
そしてそれらに負けず劣らずのギャグシーン。しかもギャグに手抜きなし。
車に引っ張られてベッドが爆走するシーン。特に悪者が飛んで行くシーンはもう爆笑しました。フランス映画でこんなに笑ったのは初めてかもしれない。
全編に散りばめられたコメディ、ギャグは主役の2人だと絵柄がまだ二枚目というか真面目というか、なのでギャグ要員としてさらに2人メインゲストが追加されていてその人達が徹底的にヨゴレで面白い。あと悪役がヌけてて最高。

原題は「ニッキー・ラーソンとキューピッドの香水」。そうシティハンターでもなければ主役の名前も冴羽獠じゃなくてニッキーなんですねえ(どう見てもフランス人が冴羽獠という名前は変か)。あと香はローラ。
しかし!日本語吹替版ではなんとそれぞれリョウ、カオリと呼ぶんですねえ。あと海坊主とかサエコとか。それどうなんだろう、ウーム。

そこだけかな?文句あるとすれば。
エンディング、GET WILDだしね(吹替版は最後まで聞けるよー)。
その後流れるフランス語の主題歌の曲調がGET WILDと比べて何故か非常にダサい…。
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