にっきい

猫とピットブル/キットブルのにっきいのレビュー・感想・評価

3.2
ピクサーには珍しい手描きアニメ。

ディズニーがコロナ禍で劇場公開を見送った『私ときどきレッサーパンダ』を、劇場公開する時に同時上映した短編。

クロネコが魚咥えてる話し。
現実にはあり得ないくらい痩せっぽちで顔だけデカくて、目がぎょろぎょろしたクロネコなんだけど、鳴き声は声優さんではなく多分本物の猫の鳴き声使ってるし、動きもめちゃくちゃリアル。
「あぁこんな動きするよなぁ」って思う。
勿論すりすりごろごろしてる時は可愛いんだけど、威嚇して毛が逆立ってる姿も可愛い。

野良ネコが棲家にしている段ボールの向かいの家に闘犬が連れて来られた。
ネコは身の危険を感じて自分のテリトリーを示すために有刺鉄線を張り巡らした。
ある日ペットボトルの蓋で遊んでいると、闘犬の所に転がっていってしまうのだが、意外にも闘犬は蓋をネコの方に転がしてくれて…、って話し。

白わんこがめちゃくちゃ優しい顔してる。
見た目なら黒ネコより全然可愛い。
闘犬として育てられてるけど、多分優しい心の持ち主。
わんこはネコと仲良くなりたいんだけど、ネコからしたら闘犬は怖いので近寄らない。
焦ったい。
でもある晩、行き過ぎた調教でぼろぼろになったわんこを見て、ネコは一緒に逃げる事を決心する。
とても可愛い短編なんだけど、わんこを虐待するのが白人、逃げたわんことネコを助けてくれるのが黒人とって、ディズニーの行き過ぎたポリコレはちょっと気になる。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2024年3月16日
鑑賞回:12:45〜14:45
劇場名:MOVIX京都
座席情報:シアター⑪ H-14
上映方式:2D
レーティング:G
上映時間:9分
備考:『私ときどきレッサーパンダ』同時上映
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