ひらり

転がるビー玉のひらりのレビュー・感想・評価

転がるビー玉(2019年製作の映画)
4.0
愛(吉川愛) 瑞穂(萩原みのり) 恵梨香(今泉佑唯)等身大の女の子たち演技ではなく日常を見ているような作品。
実際に主人公たちと同じ思いを抱きながら生活している女の子たちいるのではないかな。

ルームシェアしてキラキラしたお洒落な部屋に暮らしをしてるけれども、自分らしく生きることが出来ず、輝く事が出来ずもがいて、泣いて、悩んで考えて苦しんでる。行動、台詞が胸に突き刺さる。
彼女がいることを知りながら付き合う瑞穂。瑞穂の彼 、啓介(笠松将)巧みな演技でそれはダメだよ。それしたら別れられないよ~
夢に向かって行動するけれども、やめるタイミング、別れるタイミングいくらでもあるのにどうしたら良いのかわからない3人。

どこにでもいそうな3人。
どこにでもあるビー玉。
キラキラ輝くのはダイヤの宝石だけではない。
高価な物ではないけどもキラキラ光るビー玉。
瑞穂が欠けたビー玉を見つけたように、
恵梨香の歌声を毎日聴きに来ていたサラリーマンのように、
きっと誰かが彼女たちを見付けてくれるに違いない。そうあってほしいな。
ちょっと欠けてる方が魅力的✨
恵梨香が手にいっぱい詞を書き込んで仕上げた新曲『転がるビー玉』優しい歌声と共にスッーと胸に入ってくる楽曲。
凄く良かった。
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