劣等感と焦燥感が描かれ続けるのでずっと曇天のような映画。求心力は弱いけれど、その中で支え合う3人は嫌いじゃないです。部屋で花火をする、コンビニ店員をバカにする、ベランダから物を投げ捨てる等の倫理観欠…
>>続きを読む何者かになりたい3人の期間限定の共同生活。
いつもニコニコしてて楽しそうに夢の話をする恵梨香が、瑞穂がイライラしてると家中がピリピリするんだよね、そうやっていつも外での感情家に持ち込んでさって感情…
自分と主役の3人がかけ離れ過ぎているので、予想通り全く共感しなかった。
河合優実や神尾楓珠が端役で今見ると贅沢。
山中崇とかもっと絡んでくるのかと思ったので肩透かし。
それから、家の中で花火をし…
外ではそれぞれが1人の人間として夢への悩みを抱えながら、家の中では純粋な楽しさを分かち合っているという外と中の対比が見え、その中で3人の個性がきれいにばらけていて題名にも繋がっているように感じた。
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ここまで4作品観てきた宇賀那監督の作風とだいぶ違うなぁと思ったら、ファッション誌『NYLON JAPAN』の創刊15周年プロジェクトとして制作された映画らしい。なるほど。
自分には掠りもしなかった…
渋谷の再開発指定地域の安い物件でルームシェアをしている3人の女の子が、それぞれ悩みを抱えつつも楽しく暮らしている
そんなある日、予定していた再開発が始まるとなって、3ヶ月以内に退去を命じ…
一度観ようとしたけどその時は途中断念してしまいました。
あまりに夢に向かう3人に希望の光が見えなく、その時の自身の気分というのもあったのかも。
今回最初からゆっくり観たら、20代の女性が自立に向か…
消せない焦燥感を何かに縋ったり夢中になったりすることで、紛らわしながら生きる姿が、過去の自分と重なり、とても心に刺さった作品。
東京という理想と現実が混沌とした残酷な街で、欠けたビー玉でも価値がある…
©『転がるビー玉』製作委員会