『パパ!』
白人至上主義と思われる男は、ある日ふとしたことで黒人の男を半殺しの目に遭わせるが…というお話
長編より後に観ましたが感覚的に全く違う映画ですね
白人の子も、黒人の子も、父親を呼ぶ子供の叫び声が悲痛です
その悲痛に人種がないことも示唆しています
これってジェフが悪いんですかね?自業自得なんでしょうか?では彼が抱えていた業とは一体何だったのか?では復讐した男達には何が返ってくるのか?
誰が、誰のために、なにを解決しようとしたのか?
そういう、不毛な、疲弊してしまうような、途方もない20分に絶望と現実だけが詰められた短篇映画でした