掘り出し物でした。
生まれる時に国民からの善意の5億円の募金で手術に成功し命を繋いだ主人公。17歳になり、5億円に相応しい自分の分身と葛藤し悩み抜く人生の中、ついに自殺を宣言するが…「死ぬなら5億円返してから死ね」というメッセージが届く…
「人が生まれてから死ぬまでにかかる金額、約2億100万円。死ぬまでに稼ぐ金額約2億300万円。つまり、人は生きるために必要な金額を一生かけて稼ぎ、死んでいく。」
ほんとかどうか計算していないけど、いろいろ考えさせられる。
なんかいいな~この映画。なんだろう。
ちょっと無理矢理な展開もあるけど、純粋に観ればほんといい映画。
363本の脚本からグランプリを取った作品らしく、抜群の脚本力と名言の数々。エンディング曲もよかった。
ラスト付近、展開予想できたはずだができなかった(作品の純粋さに支配され、しようとしなかった?)なので久々「うおー!…」となった。
いい映画でした。