五億円のじんせいの作品情報・感想・評価・動画配信

「五億円のじんせい」に投稿された感想・評価

kaz

kazの感想・評価

3.3
初めは主人公の世間知らずさに苛つきを覚えたけど、出逢う人たちのお蔭で自分について見直し、色々考えていく姿が素敵で。
やっぱり、人は周りの人たちに支えられて生きてるんだなって思えた。
「優しい人、優しくない人が居るんじゃなくて。
優しくしたい人、したくない人が居る。」

移植手術のため善意で集まった5億円
その5億きっちり稼いで清算してから死ぬことを決めた主人公。

いく先々で出会う大人に優しくされたり痛い目見たりしながら成長していく様が清々しく暖かな気持ちになった。

とにかく脚本が良いのと、主演の望月歩さんの嫌味のないナチュラルな演技が光っていた良作。

予告編がコメディタッチなんだけど、内容は割とシリアス目なのでそこだけ注意。

夏が舞台の青春映画はいいねぇ!
「人が一生を費やして稼ぐ金額と、一生の間に使う金額はほぼ同じ」

なかなかインパクトのあるフレーズで幕を開ける作品。主人公は幼い頃に心臓病を患い、善意の募金で集まった五億円で手術をし、命を救われた経緯を持つ少年。将来の進路を考えなければならない年齢になったものの、どうにも彼は五億円の善意に見合う大人になれそうにない。そして彼は、五億円の「借り」を返し、自由になる為の旅に出る。

日本映画でこれだけ豊かなアイデアを持った作品がオリジナル脚本で登場した事が嬉しい。そのぶっ飛んだ、そして示唆に満ちたプロットは、どこかインド映画、特にアーミル・カーン周辺の作風に近いものを感じる。

旅の中で、ホームレスや日雇い労働の元締めの世話になる中で、金額では測れない人の価値を知ってく様子は、正に期待通りの展開。ただ、詳しくは書かないが、その後に違法な性風俗産業等、反社会組織に搾取される展開は、いかにもリアリティを重視する日本映画の典型という感じで、そこは少し残念に感じた。

高校生が五億円の借りを返す為には、犯罪に手を染めなければならないという理屈は分かるのだが、ならば、せめて主人公がそこに葛藤を覚える描写が欲しかった。若しくは、銀行強盗の一団に加わるぐらいの大胆な展開があった方が、映画としての振り幅が大きくなって良かったのではないか? それは単に僕の好みの問題かもしれないけど。

と、若干の注文を書いた物の、他に類似作品が見当たらないオリジナリティは素晴らしいと思うし、こんな映画が日本からもっと生まれてきて欲しいと思う。
CM

CMの感想・評価

3.7
元気になれた サービスがすごい NHKで夏休みに放送してそう系の傑作
切身

切身の感想・評価

3.5
そこまでして死にたい理由が良く分からないけど、ものすごく脚本としては面白いなという感想。

そして、生きるって金がかかるし、死ぬってのにも金がかかるなと。

つくづく、人間って金がかかる生き物だなと思いました。
伯爵

伯爵の感想・評価

4.0
いいな〜いいな〜。

主人公が家出をして5億円ためるためにいろーんなアルバイトをして。

一期一会。アウトローの兄ちゃんとすこし仲良くなって。

一皮も二皮もむけて少年は成長する。
5億の価値は善意の押し付け、優しくしたくなる人、銀河鉄道の夜
五億円の移植手術成功という看板を背負って生きる、至って普通の優しい高校生が主人公。
さてこの看板をどうしようか。
年々重くなるしで。
ということで旅に出る。

超少数派な設定が個人的にツボで感謝。
賛否分かれそうなご都合主義のストーリーもどこか憎めない。
 五億円かけて助かった命だからそれに見合う人間にならなければならない。この発想を映画にするのって天才笑

 周りに優しくされていると、自分自身が雑魚だと思ってしまうようになる。めっちゃわかる。そこから自分で頑張って、助けてもらいながらお金を稼いでいく姿かっこよかった。
 
 優しい人、優しくない人じゃなくて優しくしたい人、したくない人っていう発想も面白い。
筍

筍の感想・評価

3.9
五億円のプレッシャー。

海外での心臓移植で助かった子供が少年になり、寄付してもらった五億円の重さに耐えきれず旅に出る物語。
なかなかいいところに目をつけてますね。確かに良い人生を歩まなくてはいけないというプレッシャーは相当なものでしょうね。
僕も助けてあげたくなる人になりたいです。
多少強引ではあるけど、とても興味深く、楽しく観れました。
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