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五億円のじんせいのriのネタバレレビュー・内容・結末

五億円のじんせい(2019年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公は臆病なただの凡人なのに、顔が世間に知られていて気づいた時には5億円という莫大な借金のような恩を抱えてるなんて嘘だけど世界のどこかにはいると思うとびっくりします。

観てるときはDMが安っぽい絵文字使ってるのは気になったけど、あれはあれで高校生っぽくて割と好きです。

あと、「旅」の中で普段普通の生活をしていたら出会えない人と出会っていくのはとても刺激的で面白かったし、こんな世界があったとしてもなかったとしてもこのシーンで話していた言葉は人生に影響していくと思います。

私は特に添い寝店のお客さんの「みんな寂しい」って言葉、気に入りました。たしかにこの映画に出てくる人はみんな寂しそうだし、もしかしたら現実世界の人々も寂しいのかなって。そう考えたら少しだけ生きるのが楽になりそうで。

普通の人には非現実的だけど共感できて涙が止まりませんでした。試写会という形で出会わせてくれてありがとうございます。
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