JTa93E

五億円のじんせいのJTa93Eのネタバレレビュー・内容・結末

五億円のじんせい(2019年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

一生かけて稼ぐ金額と、
一生を終えるまでにかかる金額を限りなくプラマイゼロにするのが人の一生。というスタートから望来ちゃんが生まれ持って背負った五億の十字架に何とも言えない感情になる。作中での父親消失問題や現実では目標金額にすら届いていない人がいるから余計に。


個人的には『横道世之介』や『blank13』の様な【生きた価値】に焦点を当てている作品が好みだったので、それと比べて【生きる価値】は善し悪しを明確にするのが難しいし、答えが無いものだよなと思っていた。

結論から言うと、本作は【生きる価値】に対しての感心するような答えを明示してくれてはいないと感じた。
けど観る前からそこだけを欲していた訳じゃないってのもあったからか、オチ付近の映画的な都合良さげ展開で暖かい気持ちになれた。

死生観を考えるキッカケにもなるし教材として使って欲しい。てか学生年代の若い子達見たほうがいい!何故なら近い世代で、学生を演じたら右に出る者がいない山田杏奈さんが出てるから!!岩井俊二監督に起用されてそうな魅力あるから!!!

最後に完全に余談やけど、
望月歩くん脚ながーーー笑
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