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トールキン 旅のはじまりのERIのレビュー・感想・評価

トールキン 旅のはじまり(2019年製作の映画)
3.8
1892年から1973年を生きた英国の作家J・R・R・トールキンを描いた物語。「ホビットの冒険」「指輪物語」「ナルニア国物語」など、大人気作品がどのような時間から生まれたのか、トールキンが他者にない言語感覚を持って創作活動に進んでいく青年期をニコラス・ホルトが演じていて、彼はこういう役が本当に上手いのだよ。

ニコラス・ホルト大好きな上に、リリーコリンズが相手役でこれはこれは美しさにうっとり。

子供の頃から言語に夢中で本ばかり読む子供だった。オックスフォード大学で退学しそうだった時、1人の教授に出会い全てがつながっていく。どうにか学ばせて欲しいと頼み込み、5000字の論文を1日で仕上げた。

彼が作品を作っていた時、英国は戦時中で、果てしない夢と現実の中で尊敬する先生に創作した物語を観てもらっていた。

戦争で、親友たちを亡くした。その後、家庭を持ち、仲間たちとの友情を頭に描き続けていた物語に込めて書き上げていく。
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