アメリカの巨大テレビ局FOX内部で起こったセクハラ事件。解雇された女性キャスターが会長を告発、これを機に次々と被害者が名乗りを上げていく、、、
どの業界でも起こっている深刻な闇を題材にした本作は権力者の職権濫用や現場で働く女性の弱みを握る描写などかなりリアルに映し出している。
ニコール・キッドマンにシャーリーズ・セロン、マーゴット・ロビーと豪華すぎる女優共演ながらもそこには"共闘"のシーンはない。
女性1人1人が立ち向かわなければ何も変わらないということだろうか?
ハリウッドでもとんでもないセクハラ事件が明るみに出たが、こういった作品が作られていく意義があると思う。