サスペンス映画。
「命より、金だろ?」
このキャッチコピーに痺れる!
以下10行後ネタバレ
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韓国最大の金融の中心地、漢江・汝矣島(
ヨイド)。
そこで働く新人ブローカーのイルヒョンは同僚に成績でどんどん抜かれいるダメ社員。
ところが先輩から紹介してもらった謎のブローカー、ボノピョの不正な取引を手伝う内に、巨額の報酬を手にするようになる。
しかし金融監督官の捜査が伸びて...。
初めてお金を手にしたイルヒョンのお金の使い方がある意味笑えた。
良い服を着て、実家に多額の仕送りをして、広い家に住み、海外のリゾートビーチに旅行に行き、モデルみたいな会社一の綺麗な女子社員と付き合って等、なんか庶民が初めにお金を持ったらやってみたいと思う事ほぼ全てしていたので。
それにしてもボノピョ役のユ・ジテが良かった。
初めはあまりに余裕な感じが違和感だった。謎のブローカーならもっとギラギラしていると思ったので。
しかし最後までその余裕を貫いたので、逆に人というより不気味な闇の象徴みたいに感じられてきた。
ストーリーの最後もかろうじて、ボノピョを出し抜いたイルヒョンだが、まだまだボノピョの逆襲がありそうな終わり方だった。
お金はある程度の額を超えると、制御出来なくなるのだと改めて思えた。