ジェイティー

ブルータル・ジャスティスのジェイティーのレビュー・感想・評価

ブルータル・ジャスティス(2018年製作の映画)
4.0
停職中の警官二人が強盗グループから金塊を横取りするお話。
ザラー監督の特徴は容赦ない淡々とした暴力と通常映画ではカットされてしまう箇所をあえて残すことで独特な間を生み出すところ
このカットされそうなシーンがあることで今回のようなクライム物では不思議な緊張感が生まれており、しかも159分という長尺が何故かすっと終わるなんとも絶妙な作品となってます。
また監督自身が作詞作曲した楽曲をオージェイズに歌ってもらうなど
カーペンター監督のようなこだわりをみせます。
メル・ギブソン扮する確率大好きおじさんとヴィンス・ヴォーン扮する食べ物と綺麗好きおじさんの軽妙な掛け合いも面白く、バディ物としても十分楽しめます。