こう

バニシング '72のこうのレビュー・感想・評価

バニシング '72(2019年製作の映画)
3.0
本作は、事実に基づいた物語で、1972年に主人公とその弟、叔父などが、ニクソン大統領が再選のために銀行に保管している30億円を
強奪する計画を企てていた。

緻密に練られた計画をもとに、銀行に侵入し金品を強奪するが、ニクソン大統領が保管しているとされた30億円は見つからなかった。

荒らされた銀行へFBIの捜査が入り、捜査が進むうちに犯行グループの指紋が見つかり、主人公たちが犯行にかかわっていたことが分かってしまう。

次々と犯行にかかわったメンバーが逮捕されていく中、主人公はタイミングよく捜査の網から逃げられることになったが、というのがストーリーです。

現在と過去が公募に描かれ、過去に何があって現在に至ったのか、徐々に分かってきます。

一度観終わった後にもう一度観直すと、登場人物が何をしていたのかがはっきりわかるので、最初のシーンだけでも二度観るのをおススメしたいです。

そういった流れのため、最初の方は正直あまり面白くないです。中盤くらいから面白くなってくるので、そこまで我慢できるかが、本作のポイントになります。

最後の方のセリフで、
 “ウソはダメ” 俺のルールさ
 私たちにもハッピーエンドは来る?
の流れにグッときました。

本作の評価に響くものではないですが、原題と邦題がかなり異なっています。なぜそうしたのか、してしまったのかが、とても気になりました笑
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