こう

ある閉ざされた雪の山荘でのこうのレビュー・感想・評価

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)
2.5
東野圭吾さんの小説が原作で、小説自体は昔読んだことがありますが、内容をほとんど覚えていない状態での鑑賞です。

ストーリーは、役者7人が最終オーディションのため、とある合宿所に向かうことに。
そこでは大雪で閉ざされた山荘という設定があたえられ、一人また一人と消えていく。
参加者は次第に疑心暗鬼になっていくが、果たしてこれはオーディションなのか?というのが大まかな流れです。

内容はミステリーの特性上、何も知らない人であればそこそこに楽しめると思います。(小説を読んでいても内容をすっかり忘れている自分のような方も含みます)

ただ、少し薄味というか、謎解きはそこまで唸るようなものがなく、さらに結末がハッピーエンド(といって良いと思いますし、それはそれで良い点ではあるのですが)なのは意外でした。

原作を大きく改変するよりは本作のように忠実に再現するのが良いのでしょうが、原作者のお墨付きがあれば、小説と異なる結末でも面白かったと思います。(原作ファンからは怒られそうですが笑)
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