上司に怒られてばかりのイケていない新聞屋、家に帰ると空き巣にやられて家財一式が盗まれているという不幸っぷり。そんなクソ野郎見つけ出して殺してやれよ、なんて言うっ過激なハゲの同僚からシリアルナンバーを削った銃を受け取ってしまった途端に仕事が上手くいくようになる。
当初は安心や勇気を与えるお守りとして持っていた筈が、はずみで浮浪者を撃ち殺してしまってからというものの、銃を使って自分でスクープを造り上げる、連続殺人鬼へと変貌していく。
メキシコ映画の良い所取り、サスペンスとコメディのバランスが良い秀作。