SohDIRECTOR

パリの家族たちのSohDIRECTORのレビュー・感想・評価

パリの家族たち(2018年製作の映画)
3.5
原題「La fête des mères」フランス語で[母の日]なのに
「パリの家族」って?せめて「パリの女たち」でいいのに...

仕事と家庭、女として母として、様々な生き方でしかもパリジェンヌ!
フランス人女性の自分を軸に考えた生き方の話だから、
カッコイイけど日本人には理解できないかもしれません。
でも娘目線だから「あるある」が多いので少しは共感できた。


TMI...【母の日】  創設者 [アンナ・ジャーヴィス]
 母の死後3年、1908年5月10日母親とすべての母親たちを
讃える追悼式典を行い、これが[母の日]の公式行事となった。
この行事の参加者500人に[白いカーネーション]を送った。
 
この花の意味は「その白さは母の愛の真実、純粋さ、幅広い慈
愛を象徴。その香り、母の記憶、彼女に祈り。カーネーション
は花びらを落とさず、まるで母が子供を胸に抱きしめるように
枯れる。そして母親の愛は消えることはありません。」

その後、この行事は世界に広まりましたが、あまりにも無意味
な商業化に発展してしまい、廃止を求める請願運動を組織しま
したが現在の有様を見れば結果はわかりますね....

母が亡くなる前、毎日のようにパート先のバイト学生がお見舞
いに来てくれていて、それを見たとき初めて母を尊敬したし誇
りに思ったなぁ...

なんか考えさせられた映画でした。
SohDIRECTOR

SohDIRECTOR