このレビューはネタバレを含みます
普段から写真を撮る者からすると、すごく刺さる映画だった。
小児がんで亡くなる家族のあんな幸せそうな姿を撮れる浅田さんは、本当に最高。
あんなカメラマンになりたい。
よく写真を撮ってると言われる「写真写らなくていいの?」って言葉。
出掛けて帰ってきても自分の写真がなくて少し寂しい気持ちになることもあった。
でも、映画の中のシーンで、写真には撮っている人が写っているという話でとても気持ちが軽くなった。
自分が撮った写真で誰かが喜んでくれたり、その写真をSNSにアップしてくれることは、撮り手として本望である。
写真を撮る人だけじゃなくて、たくさんの人に見てほしい映画である。