このレビューはネタバレを含みます
見終わってしみじみと、良い映画だったな~、ステキな映画だったな~って思った。
誰のことも否定してなくて、家族も人もそれぞれで、それでいいんだって安心できるような。
風吹ジュンのお母さん、黒木華の彼女、ボランティアの渡辺真起子、という女性陣、自分の足でしっかり立ってる女性をすごくナチュラルに描いてるところが意外に新鮮に感じた。「女」っていうフィルターを通してない感じがして、なんかすごく良かった。
あと、震災後の描写が静かに圧巻。私は震災の実体験がないが、ニュースやドキュメンタリーはたくさん見てきてる。でも、初めてリアルを感じた。
菅田将暉と北村有起哉がとてもとても良かった。
二宮くんの映画、なんだかんだ見てきてて、どれも結構心に残ってるのは、やっぱり上手いのかな~。
パンフレットが、ミニ写真集のようでお得感がありました。学校帰りに傘さしてみんなで溝を覗き込んでる写真が特に好き。