あ

ラストナイト・イン・ソーホーのあのレビュー・感想・評価

4.2
物語序盤タクシーのルームミラーで強調される「男の目線」の気持ち悪さ恐ろしさをホラーという映画ジャンルに落とし込んだ上でエンタメとしても成立させるエドガー・ライトの素晴らしさ。編集のテンポ感も相変わらず唯一無二。
60年代ロンドンのカルチャーの華やかさを映画の中でこれでもかと表現してから、そこに存在したカルチャーの暗部をホラー描写として観客に突きつけるような展開が最悪で最高。サブカルチャーにどっぷりのライト監督がこの映画を作ることの意義深さ。
あ