のせ

ラストナイト・イン・ソーホーののせのレビュー・感想・評価

5.0
すごくよかった、同日にマトリックスとヴェノムを見たけど、個人的にはこの3作の中で1番よかった、ほか二つの期待度が高すぎただけかもしれないが

60年代のロンドンの街並みとファッションがいいのは当然だけど、何より音楽がいい、思い返すとほとんどの場面で美しい音楽があった気がする

初めは少し何かが見える女の子が、ファッションの学校でいじめにあいながらも成り上がっていく、ハリウッドのスクールもの感があったけど、スピード感と共にいつのまにかホラーに変わってた

この移り変わりが素晴らしいし、かなり引き込まれた

予想がまったくつかないわけではないが、展開としても意外な方向でラストも綺麗にまとまる

男性優位な社会で成り上がっていく苦労は計り知れなくて、枕営業的なことは普通だったんだろうし、今でもあるのかもしれない、そこの恐怖を具現化しているのかもしれない、なんにせよ無かったことにして、目を背けてはいけない気がした

何より主演2人が美しい、そこも大きい

鏡がいっぱいの寝室はラブホ感あるな
のせ

のせ