とも

ラストナイト・イン・ソーホーのとものレビュー・感想・評価

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ロンドンホラー版ミッドナイトインパリみたい。あとブラックスワン。あとクルエラも勝手に想起しました。〇〇みたい、という見方が良くないことは分かってるけど。決して、貶す、おとしめる意図ではないので。

途中までとっても楽しんで見てたのに辛かったよー、刺激がとても強かった。壮大な夢物語。
昨日観たプロミシングウーマンと17歳の瞳に映る世界と合わせて、なんだか根底に流れるもの、共通するものがあるなぁと。

エリーもサンディも可愛かったぁ、サンディのクールな喋り方真似するエリー良かったなーいや私もクールな喋り方したいです。

60年代ロンドン。今日は、ラストナイトインソーホーの音楽聴いて過ごすぞ〜。の気持ち。ダウンタウン。
そういえば、昨日の映画、男の子ダウンタウン行きたがってたな。アメリカだけど。

最後一応救われたのだけは良かった。な。

「あなたに私は救えない。あなたはあなたと、あなたの大切な人を守りなさい」みたいなセリフ。炎の中、凛として座ってるアニャ…

サンディを抱きしめるエリー良かったな。サンディは確かに悪いかもだけど、サンディが最初悪者だったわけじゃなくて。

この前、演劇における分かりやすさについて考えてて、分かりやすくある必要のなさについて自分の中で腑に落ちたのだけど、結局分かりやすくなくて良いのだなぁとか。分かりにくくて、観てて段々、これはこういうことなのかぁと分かるものでも良くて、必要なのは、観ている人を惹きつけ続ける力なのかなぁとか。

脚本がすごく良くできてる感じがした(若造が何を言ってるんだという感じですが)。でも最初から好きだったの。
話題を勝手に自分のものにしてしまうカサンドラ。芸術界隈にいそうな、自分が強い人って感じがして(偏見)、おわっ…って最初からなったよ…。
音楽聴いて眠ると、60年代ロンドンのサンディの人生を疑似体験するってなんか、おとぎ話の始まりみたいで素敵だったなぁ。
おばあちゃんから電話かかってきて、「大丈夫?」って心配されて、大丈夫って突っぱねてしまうところとか。

(60年代に取り込まれてしまうかもしれないから)15分後に様子を見にきてね。というのが後ほどに、エリーのピンチを助けに来るわけで。いやでもここでただ主人公を助けるヒーローでないの良いよね。冴えない主人公に優しくしてくれる優しい男の子って良いよね。落ち着く感じ。

モデルできるよみたいなこと言われたりとか、エリーの中にサンディみたいになりたいって気持ちあったと思うのだけど、そんなに触れられてなかったよね。私の読み込み過ぎかなぁ。かも。

あぁ夢を持ってる女の子達を食い物にするみたいなやついやだ、、

血、だったな、、

エリーが髪色と髪型を変えて、足取り軽く街の中歩いてたの好きだったけど、その前のエリーも好きだったのよ。悲しい。そういうことなのかもしれない。その人その人の良さって。でも、映画の主人公みたいに、お気に入りの服を着てお気に入りの靴を履いて、これから起こることにワクワクしながら街中歩くのは楽しいよね。(でも、ではない。)

英語なだけでロンドンの街中も新聞もオシャレに見えるよね。新宿も日本語の新聞も、ちっともお洒落には見えないけど。

などなど。散らかっているなぁ。ロンドン行ってみたいね。
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