みなも

ラストナイト・イン・ソーホーのみなものレビュー・感想・評価

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めちゃくちゃお洒落なサスペンススリラー。
幽霊が見える主人公・エリーが、1960年代の少女・サンディに起こった出来事を追体験し、事件の真相に迫っていく…。

夢を見るように、サンディの半生を追体験するエリー。
サンディに起こったことを追体験することによって、暗く恐ろしい方へと飲み込まれていくエリーが、精神がおかしくなってもおかしくない騒々しく華やかな都会とともに描かれているのが良かった。

ルームメイトはなぜあんなにも意地悪なのか…最後までただただ腹立たしい存在だった。笑
まあ都会の洗練というか、そういう人もごまんといるよねとは思うけれど。

サンディ役のアニャが美しい。
まさに妖艶。

サスペンスのストーリーもしっかりしていて、先の読めない展開にワクワクさせられた。
1つ目の読みは当たったものの、最後はわからなかった!
でもたしかに伏線が散りばめられていたなと。

ストーリーも、カメラワークをはじめとする演出も、華やかな映像の美しさもどちらも良かったな。
良い作品でした。
みなも

みなも