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女霊館のCのネタバレレビュー・内容・結末

女霊館(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

邦題に女霊館と付ける勇気。しかも劇中で「呪われてるのは館じゃなくて箱!」って大っきい声で言っちゃってんのに館と付ける勇気。マリシャス(原題:悪意のある)なのはそこか、まさか。

引越し祝いに妹がくれた箱を開けたその日に流産した妻が怪奇現象に襲われ、夫の上司の協力で、原因が箱(の中に居たアステカの悪霊?悪魔?)だと分かり、その箱の前の持ち主の男に会いに刑務所に行く。

妊娠中の妻を殺害した罪で服役中の前の持ち主の男に「妻が死ねば皆んな助かる」と言われて「ダメ!何か他に手があるはず」と躍起になりかけた夫がアッサリ妻を刺し殺して刑務所に行く。

「妻の浮気を疑い殺害した」罪で服役中の夫に、夫の上司が面会に行って「あの箱どうしたん?」と訊くと「元の場所に戻した」と言う夫。部屋に届いた贈り物の箱を開け、かつて自分が贈った箱を取り出す妹…エンドロール。

鏡に映った自分が違う動きをするトコと、絵が変化する(但し分かりにくい)トコは良かった。姉妹とも夫の言い付け(走るな、重いの持つな、ベビーベッド組み立てるな、お香禁止)を一切守らないのがウケる。いやな血筋だな。
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