auchan

4のauchanのレビュー・感想・評価

4(2005年製作の映画)
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この前の講義は座り位置についてだったが、それを聴く前に見たこれはとても面白かった。
空間の所有者と支配者について、各人物の持つベクトルと大きさについてという俺でもわかる単純さで構成されていた。密閉 に近い空間だったが、緩衝材(確かドイツ人女性)を取り入れる余裕が見えたところで一気に作品自体が広がった気がした。
ラストもわかりやすくていい。
エレベータという空間を見せることで、部屋の外をどこと特定することなく感じられる。ホテルの廊下という空間は突然にリアルさと繋がる。
最後は動いている電車という特性の違う空間で終わるのも良い。
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