ばんてふ

アザーズのばんてふのネタバレレビュー・内容・結末

アザーズ(2001年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

・シックスセンスに近いものを感じた
・ばあやの言った、
「死者と生者は共存しなければならない」という言葉の「生者」に、実は主人公達は含まれていなかった、ということにゾッとした。
・ばあや達三人組は何かありそうだなと思わせて、実は主人公達親子の方にも…という展開が予想外だった。
・ばあや達が死人だと写真を見つけてわかった瞬間、ばあや達が怖い存在に見えてきたから演出がすごいと思った。親子も同様。逆に死者だと思っていた存在が生者だとわかった瞬間すごく安心できる存在に思えた。自分が理解できる存在だと恐怖心がなくなるのだなと思った。
・ウエディングドレスを着たアンは綺麗ではあったがどこか不気味だった。
・ラスト、母が子供二人を抱き、「私は無知だ。ただ、愛だけは知っている」と言うシーンは良かった。聖書が絶対だと信じてやまなかったが、聖書にも書いてないようなことがたくさんあると知り、それが全てではないと知る。しかし、彼女の愛だけは作中でぶれることはなかった。それだけは信じられるものだということ。
・キリスト教を暗に否定した作品だったと思う。なんせ主人公が死者だから。
・父はやはり死んでいた
・勢いではあまり驚かしてはこなかった。想像させてゾッとさせるような作品。オチで、ハッピーエンド?に近い感じで締めたから良かった。
・やはりヒロインがめちゃくちゃヒステリックになる。ヒステリックは腹がたつ。
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