ドスティ

ナイル殺人事件のドスティのレビュー・感想・評価

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)
3.2
愛がテーマで性別・人種・階級・恋人・親子など様々な形が語られるものの冒頭は蛇足。

原作はかの有名な「ナイルに死す」で真相に驚きは無い分オリジナリティを出そうと意欲的なのは分かるけど、ケネス・ブラナーの新たなポアロ像は私の許容範囲を超え受け入れがたい。

エジプト観光気分になれる映像は美しく、CGだからこそダイナミックながらリアリティに欠けるのは残念。
豪華客船はじめ左右対称の構図は心地好い。

問題あるキャストの中で、マーゴット・ロビー似のエマ・マッキーが目を惹いた。
個人的にはあのラッセル・ブランドがウィンドルシャム医師役でビックリ!
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