ドスティ

ボーダーラインのドスティのレビュー・感想・評価

ボーダーライン(2015年製作の映画)
3.6
テイラー・シェリダン脚本なので観たけど、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のエグみもよく出てた気がする。
ヨハン・ヨハンソンの劇伴も緊張感あり怖かった。

これが麻薬戦争の現実とばかりに凄惨な暴力と死が蔓延り、唯一の女性エミリー・ブラントは終始ロクな目に遭わず酷い。

ベニチオ・デル・トロは眼力だけで人を殺せそうな程ヤバいし、ジョシュ・ブローリンもイカれたボス。
ダニエル・カルーヤがせめてもの癒し…。
ヴィクター・ガーバーやジョン・バーンサルも出てた。

メキシコの警官の家族風景が説明なく度々挟まれる構成が巧くて、ラストに効いてくる。
市民の日常は続く。
ドスティ

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