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燃えよスーリヤ!!のKUBOのレビュー・感想・評価

燃えよスーリヤ!!(2018年製作の映画)
3.0
テンポの悪いインド映画って初めて見たかも。公開当時、評判が悪くて劇場で見るのをスルーしてた作品だけど、確かにおもしろくない。

笑いのツボがズレてる。妄想シーンも変に長くて笑いに繋がらない。

無痛症の空手少年の活躍なんて、『アラレちゃん』みたいにもっと痛快にできそうなものを、そうしない。

最後の闘いに至るまで、わざと緊張感を上げないテンションが変なんだよなぁ。邦画で言えば福田雄一とか三木聡みたいなナンセンス感が強いんだけど、それがインド映画に私たちが期待するカタルシスを全て排除してしまう。

主人公がブルース・リーおたくだったり、『THX1138』まで出てくる映画ファン的小ネタも満載! この設定なら、いくらでももっとおもしろくできたのにな〜。

インド映画っぽく作りたくなくて、いろいろ挑戦してみて失敗しちゃったって感じでしょうか。


*無痛でも火傷はするだろ。
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