みぜ

主戦場のみぜのレビュー・感想・評価

主戦場(2018年製作の映画)
4.3
今年一番衝撃を受けた映画。

YouTuberの監督が作ったというだけあってとにかくテンポが速く、情報量が多いので、脳みそフル回転させながら前半は集中して見る必要あり。

映像の見せ方が上手くて引き込まれる、というか文字を追いかけるのに必死となる速さ。

日系アメリカ人の監督が、韓国と日本どちらかに偏ることなく中立な立場で慰安婦問題を取り上げた本作。(最終的には日本を少し批判している様子も?)

教育と愛国にも出ていた杉田議員、この方は諸々の発言を本心でされているのか、いつも気になる。
同じ女性、同じ人間、同じ哺乳類なの?とまで私は思うレベル。(政治的な思想は人それぞれとはいえ。)

慰安婦問題、今は教科書にも載っておらず、歴史修正主義者の主張によると、実態としてなかったとも。若い世代はこの問題を学校で習うことなく大人になっていく。

臭いものには蓋をする。
それが安倍さんの作りたかった、美しい国、ニッポンなのか。
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