淡々とインタビューをつないでいく手法でも退屈しないもんだ〜。テレビの討論番組だと騒がしいし、彼らの著書を読んでも私にはここまで突き詰めていく力がない。作り手の皆さん、ありがとうございました。
たまたま読んだ雨宮処凛の新聞記事が、タイミングよくこの映画の一面を語っているかのようでした。
…若い頃、左翼と右翼の集会に行ったら、左翼は専門用語ばかりで難しくて、右翼はむちゃくちゃわかりやすかった。…生きづらく居場所がなかった自分が初めて国家に包摂されたと感じた。…右翼療法…。
そう、彼らはとても話を単純にして日本人を賛美しているようだった。あまりにも辛い出来事を、一方から都合よく解釈した方が楽なんだよね。深く考えることを諦めないようにしたいものです。